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100年時代を生き抜くための小さな無理

今日のブログでは、「100年時代を生き抜くための小さな無理」というテーマについてお話しします。

私は理学療法士としての経験も長く、ピラティス指導者としても活動しています。これまで数多くの高齢者と接してきた中で、活力ある高齢者とそうでない方々の違いに気づかされました。

元気な高齢者の共通点は、「多少の無理」を恐れずに挑戦する姿勢です。例えば、歩行が困難になるのを嫌がって、何とかして動こうとする努力が、彼らの活力の源になっています。私の祖父もその一例で、94歳まで生き、ほとんど自力で動いていました。彼は毎朝の散歩を欠かさず、時には自転車と接触し、鼻が曲がる大怪我をしましたが、それでも翌日にはまた歩きに出るほどの精力を持っていました。

無理をしなくなることは老化を加速すると私は考えています。時には周囲の心配から「もう無理しないで」と言われがちですが、それがかえって活動の停滞を招いてしまうこともあります。

骨折が治る過程と同じで、骨が再び形成されるためには適度なストレスが必要です。これは、骨のリモデリングと同様に、人間の体にとっても必要な過程です。

適度なストレスを受けることは、私たちが健康に長生きするための秘訣の一つです。無理をしないことが常に最善とは限りません。だからこそ、適度な挑戦は必要だと思います。

私が運営するピラティススタジオでは、このような理念を持って指導にあたっています。長引く痛みや歪んだ姿勢に悩む方々、私たちのスタジオで動いて楽になる喜びを体感してください。興味のある方はぜひホームページをご覧ください。

それでは、今日も一日楽しく過ごしましょう。