こんにちは。ピラティスインストラクター・理学療法士のばーちーです。
今回はちょっと哲学的なテーマになりますが、「どうすれば幸せに生きていけるのか?」という問いに対して、僕が日々考えていることをシェアしたいと思います。
その中でも今日は、**「自己中心」「自己犠牲」「自利」「利他」**という4つの視点について掘り下げていきます。
ウォーターウェーブという社名に込めた想い
まず、僕が立ち上げた会社の名前は「ウォーターウェーブ」。
この名前には、
「自分を中心に、幸せの輪が波紋のように広がっていく」
という願いを込めています。
一見すると「自分中心でいいの?」と思われるかもしれませんが、それには深い意味があります。それを理解するためにも、今回は以下の4つの考え方を順に見ていきましょう。
1. 自己中心(利己的)
これはいわゆる「自分さえよければいい」という考え方。
- 自分が勝てればOK
- 自分の話ばかりしたがる
- 他人への配慮が欠ける
こういう人と一緒にいると、しんどさを感じることが多いですよね。僕自身も、こういうタイプの人とは距離をとってしまいます。人が自然と離れていくのは、この「自己中心的な態度」から来ていることも多いのではないでしょうか。
2. 自己犠牲の利他
次に「利他」の中でも、「自己犠牲」の利他という考え方があります。
これは、
自分を犠牲にして他人に尽くす
というスタンスです。
一見美しく見えますが、長期的には自分が疲弊してしまいます。僕が思い出すのは「アンパンマン」です。自分の顔(頭)をちぎって人に与える、まさに自己犠牲。
アンパンマンがやっていけるのは、ジャムおじさんとバタコさんがいつも補ってくれるから。そうでなければ、彼は長くは持たないでしょう。
自己犠牲の利他は、続けるには限界があるのです。
3. 自利・利他(自分も満たし、他人も満たす)
そして僕が最も大切にしているのがこの考え方。
自分が満ちた状態で自然とあふれる思いやりを他者に届けること。
これは仏教にも出てくる「自利・利他」の教えです。
イメージとしては、自分のコップに水が満ちて、自然とあふれた水が他者に届いていくような感覚。
無理に与えるのではなく、自然と「やりたくなる」状態。これが一番しんどくないし、持続可能な生き方だと思っています。
4. 自利・利他を実現するには「自分を知る」ことから
では、どうすれば「自利・利他」の状態になれるのか?
その答えは**「自分を知ること」**です。
- 自分は何をしていると自然と笑顔になるのか?
- 周囲から「大変そう」と思われても、自分にとっては苦じゃないことは何か?
- 昔からついやってしまうような、無意識に楽しんでいることは?
こういった自分の「好き」や「得意」は、他人にとっても役立つ価値になることが多いんです。
たとえば僕は、ラジオ配信やインスタライブが好きです。やっていると自然と楽しくなりますし、聞いてくださる方が「ありがとう」と言ってくれる。まさに「自利・利他」です。
逆に、経理業務や数字の管理は苦手で、やると消耗します(笑)。この場合、僕がやると「自己犠牲の利他」になってしまうんですよね。
あなたの「自利・利他」はどこにある?
自利・利他を目指すなら、**「自分が自然に満ちるもの」**を知ることが第一歩です。
そして、それが誰かの喜びとつながっている場所があれば、そこがまさにあなたの「幸せの輪」の中心になります。
過去の自分を振り返って、「あの時、心から楽しかった瞬間は何だったか?」を思い出してみてください。きっと、ヒントが見つかるはずです。
おわりに:ピラティスRAKUからのご案内
僕が運営する「ピラティスRAKU」では、「動いて楽に」をモットーに、長引く痛みや歪んだ姿勢を改善するサポートを行っています。
6月も新規予約を受け付けておりますので、興味のある方はぜひホームページをご覧ください。
今日も、楽しく、楽な一日を。
ばーちーでした!