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60歳からの30年間をどう生きるか。

おはようございます。

最近、内のスタジオに来るお客様は60代の方が多く、仕事や子育てを一段落終えた世代のセカンドライフについて良く考えます。(僕の親も60代ですので)

現在の日本の平均寿命は、男性81.5歳、女性87.5歳と言われており、平均寿命は右肩上がりに伸びていってます。

女性の平均寿命を四捨五入して90歳と考えると、60歳から30年もあるんですね。

30年間とは、赤ちゃんが「オギャー」と生まれてから30歳の立派な成人になるまでです。場合によっては、親にもなっています。世代が変わるくらいの長さです。そう考えると、30年というこの月日はあまりにも長く険しいです。

この30年をどう生きるかが真に向き合わなければならない課題かなと思っています。

僕は、理学療法士として、総合病院で8年間勤務をしていました。

その時から、この60〜90歳までの方々と関わる機会がほんと多かったです。

その中で色んな方を見てきました。

大腿骨の骨が折れて入院されてきた方

脳梗塞で入院されてきた方

膝の人工関節の手術をしにきた方

色んな方が病院には来られていました。

そこで元気になっていく人、前の通りには戻らない人、退院後にお家に帰れない人

ほんとに沢山、色んな方を見てきました。

その中で、やはり元気に退院されていく人の共通点

それは、「入院前にどれだけ活動的に動いていたか」なんですね。

やはり、入院という環境がガラリと変わる変化は、身体や精神的にかかるストレスはかなり大きいです。

その中で、また回復していくには、その前にどれだけ活動的に動けているか。

余力なんですね。

だから、この30年を生き抜くために、活動的に動いていったほうがいい。

その活動的というのは、散歩でもいい、お友達と旅行へ行くでもいい、テニスでもいい、ピラティスに来てくれたら嬉しいし、なんでもいい。

なにか、家でゴロゴロせず、活動的に動いていってほしいなと思います。

「もう年だから」と60歳早々に人生を投げ出すような発言はあまりにもったいなく、嘘だとしても口にはしないほうがいいと思っています。

僕は、言霊をある程度信じている方です。

実際に口にした言葉が現実を引き寄せる。

「夢なんて叶うわけない」と言っている人が、実際に夢を叶えていなくて、思った通りになっているから、「夢叶っているやん」って思っています。

要は、言葉にしたことが現実になるということです。

どうか、この30年を有意義な人生にしてください。

30年あれば、何でも出来る。