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急性疼痛はいらんことしない

こんにちは、ピラティスインストラクター兼理学療法士のばーちーです。

今日は「急性疼痛はいらんことしない」というテーマでお話しします。(いらんことは関西弁です)

私が運営するピラティススタジオでは、長く通うクライアントから、時折、急に起きた膝の痛みや足首の不調を耳にします。これらは原因が明らかな「急性疼痛」と私が呼んでいる痛みです。このような時、私のアドバイスはシンプルです。

「とにかく冷やして、普段通り過ごしてください。痛みが強ければ、痛み止めを少し使うのも一つの手です。基本的には、一週間ほど安静にしていれば、痛みは自然と和らいでいきますよ。」

実際、クライアントからは「先生の言うとおりにしたら、痛みがなくなりました」という声をよく聞きます。急性痛には無理をしないことが何より大切です。

急性痛とは、例えば足をひねるなど、明確な原因があって生じる痛みのことを指します。これに対して、慢性痛は3ヶ月以上続く痛みを指すとされています。

急性痛の治療には「RICE」(Rest(安静), Ice(冷却), Compression(圧迫), Elevation(挙上)) の原則が一般的ですが、最近では「PEACE & LOVE」のアプローチも提唱されています。ここでいう「PEACE」は、Protect(保護)、Elevate(挙上)、Avoid anti-inflammatory drugs(抗炎症薬の使用を避ける)、Compress(圧迫)、Educate(教育)を意味します。

重要なのは、急性痛の際は無理をせず、様子を見ること。上記には運動やマッサージは入っておらず、する必要はありません。痛みと向き合うことが、徐々に痛みを和らげていく鍵となります。

また、痛みが落ち着いていく様を実感として感じることもまた必要なことであると考えています。

今回は、急性疼痛に限った話で、慢性疼痛はまだ全く違ったアプローチになってきます。

私のスタジオ「ピラティスRAKU」では、このようなアプローチを意識しながら指導しています。もし興味があれば、ぜひウェブサイトをチェックしてみてください。それでは、今日も健やかで快適な一日をお過ごしください。ばーちーでした。