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慢性疼痛は運動だけでは解決しない

今日のテーマは「慢性頭痛は運動だけでは解決しない」という話題についてお話しさせていただきます。

慢性頭痛には運動療法が良いと最近のトレンドになっています。それに伴い運動ブームが昨今起きています。最近ではチョコザップや24時間営業のフィットネスジムがどんどん増えています。確かに運動療法が痛みを改善するということは論文でも示されていますが、それだけではないと私は感じています。それを裏付ける話があります。以前、有名な理学療法士の先生のセミナーを受講した時、その先生が運動すること、活動量を上げることが痛みを改善すると言われているにもかかわらず、運動できない方でも痛みがない方もいらっしゃると、一人のALS(神経難病)の患者の事例を挙げていました。その方は四肢が動かず全く体が動かないにも関わらず、痛みなく生活しているという事実があると言うのです。その方は眼球運動をパソコンが検知し、文字を打ってコミュニケーションを取っていました。その方は自分で事業を起こし、会社の社長をしていたのです。その方は非常に楽しそうにされており、やりがいや達成感に満ちており、目標を持って色々なことに挑戦していました。これらの要素が痛みを忘れさせていると先生はおっしゃっていました。

私たちの日常でふと当てはめて考えると、毎日2万歩歩くことを頑張るよりも、ディズニーランドで遊んでいたら気づいたら2万歩歩いていたという方が、痛みを感じるのは少ないと思います。

■運動の目的と楽しみ方

今日の話をまとめると、ただ運動を頑張るのではなく、目的や目標、達成感、楽しさ、やりがいを求めることが非常に大事だということです。誰かと一緒に楽しみながらやる、目標を持って大会に出るために頑張るなど、そういったプラスアルファの要素を見つけて運動することが重要です。これが今日の話のポイントです。

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