ご覧頂きありがとうございます。
ピラティスインストラクター兼理学療法士の千葉 一貴です。
本日は、「ピラティスって何?」の自分なりの答えについて話していきたいと思います。これを書こうと思ったきっかけは、私自身ピラティスに深く関わるようになったのは、3年前ころなのですが、それまでは「ヨガのよく似たやつ!」みたいな認識しかありませんでした。
ピラティスに深く関わるようになり、ピラティスの魅力にハマり、体験していただく方も増えてきました。その中で、「お客様が周りの人に説明したい時に何て説明したらいいのかわからない」との声も頂いたので、このテーマで書かせていただく事としました。
ピラティスの始まり
ピラティスは、「Joseph Pilates」という名前のドイツ人によって、考案されたものです。彼は、自身の喘息を治すためにエクササイズが効果があることを信じ、身体、心、精神のバランスを取るための方法としてピラティスメソッドを考案しました。当時、インフルエンザが大流行したらしいですが、彼のメソッドを受けた人々は誰一人としてこの病気で死ぬことはなかったみたいです。
ピラティスの原則
Joseph氏は、自身の著書の中でピラティスにおける重要な8つの原則を述べています。
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コンセントレーション
常に正しい動きが出来るように集中して行うこと -
コントロール
筋肉は自身の意志に従って動くこと -
センタリング
全ての動きは安定した体の中心から作られる -
フロー
エクササイズの動きは優雅で流れるように、そして常に一定のスピードで -
プリシジョン
指導は正確に細部に渡って掘り下げて説明すること -
ブレス
動いているときは絶対に息を止めない -
リラクゼーション
緊張することなく動きを習得すること -
スタミナ
持久力も重要
ざっくりまとめると、自身の身体の中心部を安定させ、四肢をコントロールしながら呼吸は止めないで流れのままに力まずに動いていきましょう!みたいな感じです。
コントロールが一番大事なポイントだと自分は思います。
ですので、「ピラティスって何?」の自分なりの答えは身体の中心部を安定させ、姿勢や動きをコントロールする方法と伝えています。そんなニュアンスで捉えてもらえれば幸いです。