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痛みを受け入れる大きな器をもつ

今日は「痛みを受け入れる大きな器をもつ」というテーマでお話しします。

僕たちは痛みのメカニズムについて改めて考え、どうやって痛みを感じているのか、具体的に腰痛の例を通じて解説します。腰の筋肉が痛んだ場合、その痛みの刺激は神経を伝わって脊髄を通り、脳まで上がってきます。そして、脳が痛みを感じるか否かを決めます。

心理的な状態も痛みの感じ方に大きく影響します。例えば、楽しい時は痛みを感じにくいですが、ストレスが多い時は痛みに敏感になります。痛みに対する「自己効力感」が高ければ、痛みを受け入れる余裕が生まれます。自己効力感は、根拠のない自信や「何かできる」という感覚を指します。自己効力感が高い人は、痛みに強いとされています。

痛みをどう受け入れるかは、この自己効力感に依存します。小さなコップでは痛みが溢れやすいですが、バケツのような大きな器であれば、多少の痛みも受け入れられます。この比喩からも、大きな器=高い自己効力感がいかに重要かがわかります。

痛みに対処するためには、痛みのパターンを理解し、成功体験を積み重ね、日々を楽しむことが大切です。これにより自己効力感を高め、痛みに強い体へと導くことができます。

 

それでは、今日も楽しく、快適な一日をお過ごしください。バーチより。