背骨の歪みについて
今日のテーマは背骨の歪みについてです。最近、私は理学療法師向けに高齢者に対するピラティスについてセミナーを開催しました。その中で、高齢者の姿勢の変化について学んだことをお話しします。研究によると、姿勢の変化は特に胸椎の部分から始まります。
胸のあたりが丸まると、視線が下がります。そこで次に行うのは、骨盤を少し後ろに傾けることです。これにより、骨盤が後ろに回転し、同時に前に移動します。これは連鎖的に膝を曲げる動きにつながります。そうすることで、視線を上げる姿勢戦略を取ります。このように、年を取ると背骨が曲がり、骨盤が倒れ、膝が曲がるという姿勢が特徴的です。これが、膝の痛みや足の痛みの初期原因となります。だからこそ、背骨をまっすぐに保つこと、そしてしなやかなS字カーブを保ちながらまっすぐに伸びる背骨を維持することが重要です。これがアンチエイジングにつながると考えています。そのため、ピラティスでインナーマッスルを鍛えて、背骨を長く保つことが心身の健康を保つことにつながります。